バレたくない!自己破産を家族に秘密でする方法とは?

バレたくない!自己破産を家族に秘密でする方法とは?

サラ金やクレジットカードなどを使いすぎて、借金返済ができなくなる人はたくさんいます。

 

そんなときには自己破産によって借金を0にしてもらう方法が効果的ですが、自己破産をすると、家族に借金問題を知られることが心配だということがあるでしょう。

 

実際、サラ金などを利用する人は、家族に秘密にしていることが多いからです。

 

そこで今回は、家族に秘密で自己破産する方法について、解説します。

 

 

家族に秘密で自己破産するには、工夫が必要

家族に秘密で借金をしている人は多いです。

 

そのようなことを聞くと、「自分の周囲に借金している人を知らないから、借金している人など私だけではないか?」、と思うかも知れません。

 

しかし、通常借金していることを周りに告げることは少ないです。

 

今この記事を読んでいる方も、家族をはじめとして周囲に借金を秘密にしているのではないでしょうか?

 

実際、多くの多重債務者が家族に借金問題を隠しており、家族に秘密にしたまま債務整理をしています。

 

ただ、どのようなやり方でも家族に知られずに債務整理ができるというわけではありません。

 

また、自己破産は、債務整理手続きの中でも家族に知られやすい債務整理手続きなので、秘密で手続きを進めるには、工夫が必要になります。

 

 

家族に借金がバレるとどうなるのか?

家族に秘密で借金をしている場合、万が一家族に借金がバレると、どのような不利益があるのでしょうか?

 

漠然と「大変なことになる」というイメージを持っている人は多いかも知れませんが、

 

具体的にどのような不利益があるのかについては理解されていないことがあるので、説明します。

 

家族に借金問題を知られたときに最も問題になりやすいのは、離婚です。

 

妻に秘密の借金を知られたら離婚になる、などと不安に感じている人は多いです。

 

ただ、借金単独では離婚原因になるものではありません。

 

法律上の離婚原因は、民法によって定められています。

 

その内容は、不貞(不倫)と悪意の遺棄(悪意を持って見捨てること)、3年以上の生死不明、回復しがたい精神病、その他婚姻関係を継続し難い事由の5つです。

 

そして、借金は、最初の4つに該当しないことは明らかですし、「その他婚姻を継続し難い重大な事由」にもなりません。

 

自己破産をしたことも同様です。そこで、万が一借金や自己破産がバレても、それが原因でいきなり離婚されるおそれはないのです。

 

ただ、借金や自己破産がバレることによって、配偶者との関係が不和になる可能性はあります。

 

これがきっかけで別居などに至った場合には、だんだんと夫婦間の亀裂が大きくなって、最終的に離婚に至ってしまうおそれはあります。

 

以上のように、借金や自己破産が直接の離婚原因になることはありませんが、上手に対応しないと家族関係にヒビが入る可能性があることは事実です。

 

そこで、借金問題に神経質な配偶者がいる場合には、なるべく知られないように自己破産をすすめることが、賢い選択肢となるケースがあります。

 

 

そもそも自己破産を秘密ですすめることは可能なのか?

自己破産というと昔からある典型的な債務整理の方法です。

 

裁判所を使った複雑で大げさな手続き、というイメージがあるので、そもそも家族に秘密で手続きすることなど不可能ではないかと思われていることがあります。

 

しかし、自己破産を家族に秘密ですすめることは可能です。

 

裁判所に自己破産を申し立てても、裁判所や債権者、弁護士などから自宅宛に何か郵便物などが送られてくることはありませんし、家族に連絡もありません。

 

家族が借金の保証人になっていない限り、家族に借金の請求が来ることもありません。

 

そこで、自己破産をしても、周囲の誰にも知られないことは十分に可能です。

 

実際に、多くの人が家族や職場に秘密にしたまま自己破産をしている現状があります。

 

 

弁護士に自己破産を依頼すると家族に秘密にできる!

それでは、家族に秘密で自己破産をしたい場合、どのような方法をとれば良いのでしょうか?

 

自己破産を周囲に知られずにすすめるためには、ある程度の工夫が必要です。

 

もっとも重要なポイントは、自己破産の手続を弁護士に依頼することです。

 

借金が家族にバレるもっとも大きな理由は、債権者から自宅宛に督促の郵便が届くことです。

 

借金返済を滞納していると、債権者から督促の郵便が大量に届くので、それを家族に見られて借金がバレてしまうのです。

 

自己破産をするときにも、債権者と大量の郵便をやり取りしないといけないので、自分で手続きをするとほとんど確実に家族に自己破産がバレます。

 

また、自己破産をするときには、たくさんの書類も必要になりますし、専門的な書面作成も必要です。

 

このような書類集めや書類作成を自宅で行っていたら、家族が不審に思って借金が簡単にバレてしまいます。

 

ここで弁護士に手続きを依頼すると、弁護士が手続きに関与した時点で、債権者は弁護士にしか連絡をしてこなくなります。

 

債権者からの連絡書もすべて弁護士事務所宛に届くようになるので、自宅宛てに郵便物が届くことがなくなって、家族に見られる可能性がなくなります。

 

また、必要な書類作成や裁判所とのやり取りなどもすべて弁護士がしてくれますし、

 

必要な書類の集め方なども弁護士が指導してくれるので、家族に不審に思われることがなく、自己破産がバレにくくなります。

 

もともと借金返済を滞納していた場合でも、弁護士に依頼すると督促書が自宅に届かなくなるので、自己破産を依頼した後の方が借金がバレにくくなるケースもあります。

 

このようなことから、家族に知られずに自己破産するには、何よりもまず弁護士に手続を依頼することが重要です。

 

 

裁判所に提出する資料の集め方

自己破産をするときには、いろいろな種類の書類が必要です。

 

家族との関係で特に問題になるのは、生命保険証書や家族名義の預貯金通帳などの財産関係の書類です。

 

これらの書類の場所を家族に尋ねたり家から持ち出そうとしたりすると、家族に不審に思われて自己破産がバレてしまうおそれがあります。

 

対策方法としては、まず、裁判所に提出する財産関係の書類は、原本ではなくコピーでかまわないものがほとんどなので、

 

そこで、生命保険や預貯金通帳などの書類については、家族に見られないように持ちだしてコピーをとり、すぐに戻しておきましょう。

 

光熱費の領収証が必要になることもありますが、そのような場合、家族に「どこにあるの?」と聞くと不審に思われるかもしれないので、自分でとっておくようにしましょう。

 

 

裁判所に行くときにはどうやって言い訳するのか?

自己破産をするときには、裁判所に何度か行かないといけないことが多いです。

 

同時廃止でも免責審尋(裁判官との面談)が必要ですし、管財事件の場合には債権者集会があります。

 

平日の昼間に裁判所に行かないといけないので、家族に知られると不審に思われて手続きがばれてしまうおそれがあります。

 

そこで、裁判所に行く日は、普段通り朝から外に出かけて、裁判所に行き、手続きが終わったらふだんとおりの時間に帰宅しましょう。

 

半休をとることができるケースでは、会社で半休をとり、裁判所に行かない時間は出社すると良いです。

 

普段通りにしていれば、裁判所に行っていることを感づかれる可能性はほとんどありません。

 

 

弁護士とのやり取りについての注意点

自己破産をするとき、手続きを弁護士に依頼して、

 

書類集めの方法や裁判所に行く日の過ごし方に注意したら、家族に自己破産を知られる可能性はほとんどなくなります。

 

ただ、その場合でも、弁護士とのやり取りの方法に注意が必要です。

 

自己破産を弁護士に依頼すると、債権者からは連絡が来なくなりますが、弁護士事務所からは連絡が来るからです。

 

このとき、弁護士事務所の名入りの封筒で郵便を送られたり、弁護士名で郵便を送られたりすると、家族に不審に思われて自己破産を知られてしまうおそれがあります。

 

そこで、弁護士に依頼して自己破産をするときには、弁護士から送ってくる郵便について、

 

封筒を市販のものにしてもらったり、差出人名を弁護士の個人名にしてもらったりなどの工夫が必要です。

 

家族に秘密で自己破産をしたいなら、弁護士に手続を依頼する当初の段階で、その希望を告げてやり取りの方法を相談して決めておくことが重要です。

 

そのためには、破産者の事情に理解のある弁護士を探して自己破産を依頼することが重要です。

 

弁護士の中には、「家族に秘密にしている場合には事件を受任しない」というスタンスの人もいるので注意が必要です。

 

債務整理に力を入れている弁護士には、家族に秘密で手続きを進めてくれる人も多いです。

 

これから自己破産したいけれども家族にバレるのではないかが不安、という人は、まずは一度、債務整理に強い弁護士を探して相談することをおすすめします。

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