◇第1回明大チャリテイアート展
平成17年9月27日(火)〜10月2日(日)
藤沢市民ギャラリーにて

椎野勝氏作成のポスター |
ご両親と椎野勝氏 |

「すいれん」(油彩)の贈呈式 右から3人目贈呈者関根秀俊氏(昭27 旧商) |
◇ 第1回明大チャリテイアート展
平成17年9月27日 〜 10月2日
藤沢市民ギャラリー 第3展示室(藤沢ルミネプラザ6F)
主催 明治大学校友会藤沢地域支部
後援 藤沢市、藤沢市教育委員会、藤沢市社会福祉協議会
協賛 社会福祉法人 光友会、社団法人 ふれあい事業団
 |
 |
掲示場に貼り出されたポスター
|
受付 |
 |
 |
| 開場前に齋間 勝実行委員長の挨拶 |
会場風景 |
 |
 |
| 製作者自ら説明 |
女性への説明は力が入ります |
 |
 |
| 会場風景 |
ご夫妻でご来場の校友も |
○ 明大チャリテイアート展開催の御礼・・・
明大チャリテイアート展実行委員長
齋 間 勝(昭36政経)
〜 通 い あ う 心 〜
平成十七年九月二十七日から十月二日まで、一週間に亘って藤沢市民ギャラリーで開催された第一回『明大チャリテイアート展』が無事に終わりました。
作品を出展して下さった校友の皆様、搬入、展示、撤収と会場の設営に当たられた皆様、会期中会場に詰めて、来会者の応対接遇に当たられた皆様、そして公私ともご多忙のなかを会場までお越しいただき、展覧会の開催を一緒に喜んで下さった多くの校友やご家族の皆様、皆様方のご協力によって無事に終わることが出来ました。特に、協賛者となり、作品の出展に格別のご協力を賜りました社会福祉法人光友会『希望の郷』の五十嵐紀子専務理事や『ふれあい事業団』の皆様方のご協力に対して、心より御礼を申し上げます。有難うございました。
校友会の中には、優れた素晴らしい趣味や才能をお持ちの方が大勢いらっしゃいます。その方々が一堂に会して互いに交流し、親睦を深め、また皆んなで発表できる機会があったらどんなに素晴らしいことかと話し合っておりました。
まさか、その裏方さんを私が勤めるようになるとは考へてもみませんでしたが、市民ギャラリーの会場使用が抽選で当たると、組織委員会が担当することに決まりました。当初は、関係部署への連絡係ぐらいの積りでおりましたが、始まってみると色んな問題が一遍に押し寄せて来たのには驚きました。一つのことを企画しプロデュースするのがどんなものであるか、得難い経験をさせて頂きました。
市内の障がい者施設に呼掛けて、一緒に開催したらどうかとの意見が役員会で出て来ました。『希望の郷』の五十嵐紀子先生はお心が宏く、積極的にご理解をして頂けたのは幸せでした。
出展した身障者の方も喜んで下さいました。切り絵や写真や陶芸など立派な作品の展示がありました。同時に、我々と一緒に共同で開催することに別の意義もあり、改めて教わる思いでした。
会期が無事に終わったとき、出展作品の中で白眉とも言うべき油彩画『すいれん』を、作者の藤沢美術協会前会長関根秀俊氏(昭27旧商)から『希望の郷』に寄贈してもよいとのお申出がありました。五十嵐先生にその旨を伝えると、喜んで頂戴しますとおっしゃいます。
十月十一日午後、『希望の郷』を関根秀俊氏、西島恒博支部長、佐藤英雄相談役(昭29政経)、角田守氏(昭33政経)、金子勇二顧問(昭37法)の六人で訪問し、関根氏の『すいれん』の贈呈式を執り行いました。五十嵐光雄理事長も出て来られ、大変喜んで下さいました。
アート展会場の撤収作業が終わったとき、校友の中の関係者有志で打上げの懇親会を開きました。私にとっては高校時代からの同級生である大和賢二氏(昭37商)が、宴会部長の力量を十二分に発揮して総てを取仕切ってくれました。絵を描かなくても、字を書かなくても、写真が撮れなくても、アート展に欠かせない大切なメンバーは居るものです。
色々な試行錯誤はありましたが、お蔭様で無事に第一回『明大チャリテイアート展』を終えることができました。多くの校友の皆様方のご好意とご協力に対して謹んで感謝申し上げます。
このアート展は、私たちの胸の中に、心の通い合いという大切なものを残してくれたと思います。
○ 明大チャリテイアート展に寄せて・・・
社会福祉法人 光友会 専務理事 五十嵐紀子
二〇〇五年九月二十七日(火)から約一週間の短い期間ではあったが、華やかな開会宣言の場と共に明治大学校友会藤沢地域支部主催による第一回明大チャリティアート展が、藤沢市民ギャラリーにおいて開催された。
私ども社会福祉法人光友会は、協賛の形で参加させていただき、当法人の各施設利用者の絵画、陶芸作品、写真等を出品させていただいたところである。
ところで、まず最初に、明大校友会と当法人の関係について御説明させていただくこととする。
明大校友会の役員をなさっていられる金子勇二氏と私は、全く別の「集い」でご縁があり、以前よりご高誼をいただいていた。それが発端となって、今回のアート展にお呼びかけをいただいたのである。更に準備段階或いは期間中に、校友会の大勢の方々とお目にかかる機会を得た。現在校友会の代表役員であられる西島恒博氏をはじめ、日頃より個人、法人が大変お世話になっている方々と出逢うことができ、二重、三重の喜びとなったのである。
会員の方々の水墨画、洋画、仏像、鎌倉彫、陶芸・盆栽、書道、写真と多岐に亙る分野の作品と共に、当法人の利用者作品も並べて出品させていただき、この上ない光栄と思っている。
準備の段階から、出品者はもとより職員家族も開会を心待ちにし、開催期間中には、入れ替わり会場へ足を運ばせていただいたとの報告も手元に届いている。
最近では、ようやく障がい者のアート展や芸術祭等の行事が全国的に拡大傾向にあるとはいえ、まだまだ充分な広報がなされている状態ではない。今回のような形で障がい者作品の展示、発表ができたことは、本当に好いチャンスをいただいたことと、嬉しく思う次第である。
「障がいがあるのにこんなにできる」「障がい者なのに頑張っている」との見方をされるのではなく、一般健常者と共同で、対等な立場で出品発表させていただけた今回のアート展の意義は、他に先駈けて取り組む姿勢としても、高い評価が与えられたものと思う。
今後も是非末長く、今回のような機会を持たせていただけるようお願いし、準備の大変さを背負って下さった役員各位に敬意を表して、謝意とさせていただきたい。
本当に皆様、ありがとうございました。
○ 親子三人で見に行った明大アート展・・・・・ 椎野 幸一
明治大学校友会藤沢地域支部の皆さん、このたびの『明大チャリティアート展』の開催真におめでとうございます。
ご案内頂きましたこの作品展に、我が子(椎野 勝)の切り絵が出品され、ポスターやはがき案内の表に作品をお使い頂き、本当にありがとうございました。このことを「勝」がどのように受け止めたかは、障がい者を持つ親として「勝」の笑顔で、満足している様子がわかります。
さて、十月一日初秋の土曜日、親子三人で久しぶりに藤沢に出かけました。今日の目的は『明大チャリティアート展』を観ることと、「勝」の好きなカツ丼を食べることにありました。
アート展の受付に着くと「勝」は記帳を得意げになって済ませました。続いて私もごあいさつを兼ね記帳をすませ会場へと足を運びました。
絵画・写真・陶芸・彫刻等々、明大の仲間の作品が並び、みんな楽しんでやっている様子が作品に出ていました。特に、私は、陶芸品に興味を持っていましたので、盆栽鉢の作品は目にとまりました。
一巡して光友会の作品、ふsれあい事業団の作品を見ました。二つの法人は「勝」が通所する光友会の仲間であり、それぞれの作品に特徴あるものが多くありました。
最後に「勝」の作品「富良野の四季」を観ることにしました。切り絵の作品は仲間の中でただ一人出品をしていましたので、自身も満足をしていたようであります。
この作品は北海道に旅行したときの富良野の絵を題材に創作しました。創作期間は約二ヶ月かかりました。自閉で、耳の不自由な我が子がここまでくるとは想像もしていなかった現在、この子のいいところを伸ばせてやれたことが、私たちにとって一番の幸せなことと思っています。
会場の展示やレイアウトにも、いろいろ努力されたという話をご案内して頂いた方から聞きました。何よりも、チャリティアート展と銘打って、障がいを持つ人たちの作品を展示することによって、相互の文化的交流と併せて、校友の親睦と福祉の分野にも目を向けた支部活動の方向づけとその目的意識の下に、この展覧会を開催出来たことは素晴らしいことと思います。
これからも、二回、三回と継続して開催出来ることを期待します。この会場の使用も厳正・公平ということで、抽選で決まると聞いております。約束は出来ないと思いますが、この会場で芽生えた、校友・親睦・福祉・貢献の持つ意味を皆んなで考え、手を携えて歩んでいけたらと思います。
結びになりますが、見て頂く喜びと次の作品に打ち込む楽しさ、仲間と続けられる人生を励みに、この展覧会が発展していくことを切望しております。
○ 感動のひととき・・・・・・・鎌倉地域支部副支部長 村山道子
「嬉しい事があって!!」
と、鈴木良二幹事長からのお電話。
「何だろう?」
と耳を傾けると『明大チャリティアート展』開催のお知らせでした。
早速、次の日に藤沢へ・・・・。ルミネのエレベータを昇ると、紫紺の旗のもと、受付でニコニコ顔の鈴木幹事長が出迎えて下さいました。
展示会場には、写真・書・絵画が壁面に、木彫の仏像・焼物の器などは展示台に飾られていて、先ず70点以上という作品数の多さとプロ級の腕前にビックリ。
特に印象深かったのは、作品ひとつひとつに付けられたタイトルが、絶妙でお洒落だったこと!
そして円空さんの仏像の何でも許して下さるような微笑みには、しばし心癒されました。
また会場全体から溢れる躍動感は、「校友の皆様の熱い思いが、きっと作品を通して伝わってきているからなんだろうな」などと感じ入りながら、時間の経つのも忘れてゆっくり堪能させていただきました。
そして今回の社会福祉法人光友会や財団法人藤沢市ふれあい事業団の皆様との協賛出展という企画。『地域社会との交流』が、この様な素晴らしい形になって現れたのですね。これからも是非続けて下さいますよう、次回を楽しみに楽しみに待ってます。
藤沢地域支部の皆様の益々のご発展を心よりお祈りしております。
ありがとうございました
○ 明大アート展に寄せて・・・・・・・・・・・・・・宮川素直
十月一日大安吉日、縁起を担ぐ訳ではありませんが、好天に恵まれたこの日に、写真仲間の佐藤英雄氏からご案内を頂いた「明大チャリティアート展」に佐藤氏と共通の友人である時田謙一氏と一緒に藤沢市民ギャラリーへ足を運びました。
このアート展は写真だけかと思っておりましたが、写真をはじめ水墨画、水彩画、アクリル画、ペン画、切り絵、仏像彫刻、鎌倉彫、陶器・盆景・水石、書道、木工品等々、その作品は明治大学校友会藤沢地域支部の皆様方をはじめ社会福祉法人「光友会」、財団法人「藤沢市ふれあい事業団」の皆様方の芸術的力作ぞろいで、各分野別に整然と配置されており、計算されたそのレイアウトに感心しながら、とても素人とは思えない優れた作品に目を奪われました。
また障がいを持つ方が絵筆を口に銜えて描かれた作品との説明を受けて感動しました。仏像については、作者の方から「円空仏」の特色を分かり易く説明して頂き、素朴な円空仏の像に秘められた魅力を新たに理解致しました。
写真を趣味とする私にとって、出展されたそれぞれの作品から、構図をはじめ光の捉え方、シャッターチャンス、色彩表現など学ぶものが多く、題名と併せて作者の個性が表現されており、他の分野の作品と併せて鑑賞できて満足しました。
今回の作品展が障がいを持つ方々の作品を合同展示することで相互の文化的交流を行い、併せて校友の親睦と福祉の分野に目を向けて、障がいを持つ人々と共に歩み、これらの方々の社会参加を支援し地域福祉の推進に貢献することを目的として企画されたとのことです。その意図するところは素晴らしく頭が下がります。
私にも一九八〇年に明大法学部を卒業した息子が居り、現在市役所に勤務しておりますが、大先輩の皆様方と同様に、社会福祉へ目を向ける心を持ってくれればとの思いが、胸のなかで大きく増幅いたしました。末筆ながら明治大学校友会藤沢地域支部のご発展をご祈念申し上げます。
|