多摩丘陵と生田校舎
平成14年11月30日(土)
日本民家園
岡本太郎美術館
明大生田校舎と農学部農場
TBS緑山スタジオ(27名参加)
バイオと建築工学の最先端
生 田 校 舎 を 訪 ね て
角 田 守
(昭33 政経)
8時10分少し前にバスが発車、藤沢駅南口を後にした。支部主催による第2回バス旅行である。「生田緑地と日本民家園」に着いたのは9時45分頃だった。それぞれ思い思いに散策した。
東日本の代表的な民家をはじめ水車小屋、高倉など20数軒が展示され、その道のところどころに道祖神や庚申塔がおかれている。民家には農具、機織りなどの生活用具が飾られていた。急な長い階段道をのぼると「船越の舞台」だ。志摩半島の漁村にあって歌舞伎芝居などを演じていたという。民家の庭先で売っていた団子を食べながらの楽しいひとときを味わった。
民家園を出て「奥の池」の横をあがると岡本太郎美術館だ。この美術館は岡本太郎の生まれたこの地を選んで開館されたものである。「太陽の塔」をはじめ絵画や彫刻、写真など多方面で活躍した岡本太郎の素顔に触れることができた。初めて鑑賞したがそのもの凄さに圧倒され、作品の中に吸いこまれそうになった。 同時に開かれていた「美の呪力」ニューギニアの姿・かたち展を見る。バスの中で馬渕豊(昭31文) さんの説明があり予備知識をもって臨むことができ、大変ありがたいことだった。東京からわずか6時間のところに第二次大戦のキズあとを残した原始世界があるとは想像もつかない。彼らの生活用具や仮面、神像、楽器、武具などを目の当りにして、しばし感慨に耽った。水木しげるのイラスト・漫画原画「妖かい」そして大石芳野の写真「ワニの民」「パブア人」などの前にクギづけになってしまった。
11時40分を過ぎて美術館を出る。少しして生田校舎に着くと、農学部の山下義幸教授や職員が温かく迎えてくれた。建設中の校舎を背に集合写真を撮る。バスのドライバーさんが撮影の手助けをしてくれたのが心に残った。
3階の食堂にあがり昼食をとったあと職員の案内で農学部の圃場その他、理工学部の構造物試験棟などを見学し、現代科学の先端を行くバイオテクノロジーや建築工学の粋に直接ふれることができた。キャンパスにいた学生の目は輝いて見えた。
別れを惜しみながらバスの人となり、横浜市青葉区緑山のTBS緑山スタジオに向かう。到着したのは3時頃だった。緑ゆたかな8万坪という広大なところで、あまりの広さに唖然としてしまう。
「渡る世間は鬼ばかり」のスタジオ、その裏の美術センターを2班に分れて見学した。毎週木曜日に楽しんでいるドラマであり、一層身近に感じられる。見学が終わると5階の食堂でひと休みした。窓ごしに見えたイルミネーションが輝いていて素晴らしかった。
5時を過ぎてバスに乗る。国道246号線を走り湘南台から藤沢駅北口に6時半ごろ無事に到着した。校友の皆さんとの触れ合いを深めながら楽しい一日を過ごすことができ満ちたりた気持ちで家路についた。
本当にありがとうございました。
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