記述を挙式に戻す。
財団法人野球体育博物館の根来泰周理事長の挨拶の後、各々にレリーフ(銅版胸像額)のレプリカが贈呈され、先に殿堂入りした関根潤三さんから花束が贈られると、志村さんは場内大観衆から寄せられる引きも切らぬ拍手に何度も手を振って応えた。
その雄姿からは、マイク職人を貫いて、権力に阿らず、媚びず、重責を果たして完全燃焼する「漢」志村の本懐が見てとれた。
志村さんは藤沢市片瀬にお住まいであり、個人的にも多少お近付きを頂いている。このご慶事は同窓の後輩である筆者にとっても大変嬉しいことであった。最後に、志村先輩に畏れ多くも戯文を捧げる不遜をお許しいただきたい。
り 理屈は抜きの機関銃
よ 読む原稿は持たぬ主義
さ さも芝の場に居るように
ま マイク一途の描写力
ら ラジオが生んだ名アナも
む 昔に読んだ講談で
し 仕込んだ語彙が今に活き
(平成17年8月31日『明大ふじさわ会報』第8号より)
『勇 者(ますらお) 明 治 の 歌』 に つ い て
明治大学の応援歌の一つである『勇者(ますらお)明治の歌』の作詞者岩池 清は、我らが校友岩池正暢氏の旧名である。
昭和28年、明治大学応援団が応援歌を募集していた。入選作の懸賞金は五千円であった。三千円あれば一ケ月の生活費が賄えたという当時では大変な額である。富山県から上京し、法曹家を目指す苦学生であった大学4年生の岩池氏はこれに応募し、見事入選、高額の懸賞金を獲得した。作曲は応援団マネージャーの森田富弥雄氏であった。今も神宮の杜に行くと、後輩の歌う『勇者(ますらお)明治の歌』を聴くことができる。
勇 者(ますらお) 明 治 の 歌
作詞 岩池 清
作曲 森田富弥雄
一、 大地を蹴立てゝ今ここに立つ
猛き精鋭 陸の覇者
進めや進め敵蹴破りて
行先(ゆくて)輝く 栄冠の下
大学明治の勇者(ますらお)知るや
二、 振う紫紺に雄叫(おたけび)高く
闘う精鋭 陸の覇者
前途を拒む影すらも無く
豪気堂々 陣頭を行く
大学明治の勇者(ますらお)知るや
三、 母校明治の伝統の下
誉れの精鋭 陸の覇者
制覇の重任今果たし得て
雙手(もろて)高々 凱歌を歌う
大学明治の勇者(ますらお)知るや
(文責 ホームページ委員会 三田 勉)
